今回から2週毎に連載を開始します。
その1
まずは、宇宙から理解しないといけません。
恒星の太陽とその惑星である地球。地球の衛星である月が27日で地球を1周します。
そして、地球の自転やコリオリの力、偏西風や貿易風、その他の力により海に海流が起こります。
我々の住む日本の北太平洋では、暖流が時計回りに循環しています。
まず、赤道付近で太陽に暖められた海水は、東から西へ流れ北赤道海流となり、フィリピン沖から北上、日本の南岸を流れ(一部は日本海へ流入)金華山沖からアラスカ、またはハワイ諸島へ、カリフォルニア海流として南下、北赤道海流に合流するといったメカニズムです。
この暖流が、我々の対象魚のほとんどの魚を運んできます。それは、その魚の適水温通りにピタリとやってきます。
ヘミングウェイの老人と海のサンチャゴじいさんの云うように海はお月様が支配しています。
汐の干満や様々な変化が月の引力によって作用しています。アメリカの言い伝えによりますと魚の良く喰う時合は、まずお月様が地球の真上にある時。次に真下にある時、次は真横にある時の順になります。
ビッグゲームの場合のゴールデンタイム(ヒットの多い時間帯)は、その日の干潮か満潮の1時間前後になります。
その2は、魚の生態について2週間後にアップします。
コルクおやじ