いよいよカジキシーズン到来です。

私的にはアメリカンディエゴの赤い花が咲きかける頃今年の初マーリンの便りがあるのです。
6月27日、串本方面で40Kgほどのマカジキが1本揚がりました。
7月1日には4号ブイ付近で125Kgのクロカワカジキが揚がっています。(写真)
2号ブイではここ2週間程カツオが居付いています。各ブイ周辺にはカジキが回遊している様です。

現在、「和歌山県浮魚礁データ公開」というのが和歌山県のホームページで行われています。

浮魚礁の最新情報一覧

浮魚礁の配置図

 

これは2号~6号ブイの設置場所の緯度経度やその場所の水温、風力、風向等がリアルタイムに1時間毎に更新されます。

このデータの公開は私達プレジャーボートにとって大きな恩恵があります。その海域の波の状況がわかることは、大いに安全指標となります。

県の大いなるお心の意図はわかりませんが少なくても我々は次の事を守りましようではありませんか。

1. 各ブイに1マイル以上近付かない。
2. 午前中は特に接近しない。
3. 漁業者のじゃまはしない。
4. トラブルを起こさない

各ブイ付近には大型魚は回遊しますがブイの直近には魚はいません。
大きく取りまいてエサを捕食します。

今年はコロナ禍にて各地のビルフィッシュトーナメントは中止になっています。
ブイは皆が注目していることころです。

我々レジャーボートは特に紳士の釣りを示して下さい。
トラブルを起こさないことは自分だけではなくこの紀州の海で遊ぶ仲間に迷惑を掛けないことです。

私はここ数年来、すさみフィッシュトーナメントの実行委員として参加し無線の係をしております。
近年総務省の指導により国際マリンVHFに切り変わりました。日本マリン無線協会の御協力をいただいて、大会本部テント内に無線局を設置することに成功しました。次回からの大会運営がスムーズになると思います。

私の個人的な意見ですが、すさみの大会スタッフの献身的な働きぶりはいつも感心します。
現代にはまれに見るすばらしいコミュニティです。
大切にしたいと思います。

なお、和歌山県漁礁データ公開はスマホにQRコードを取り込んでいつでも身近に対応して下さい。