黒潮のアングラー「タナカシュンジ物語」その4

4回目は、翌2012年3月20日、広島県福山市から回航の日です。 天候が心配されましたが、何とかボートを回航。 それでも鳴門海峡を抜けるのが相当ご苦労なさった様です。 それでも、折角だからというので1日だけ釣りをなさりました。 かつおには少し早く、水温も低いので、ルアーはかつおの連休用より大き目で、4号サイズのタコベイト。ヘッドはバレット型ですが、5つの穴のあいたジェットルアーを左右のヒコーキの後に2つ使われてました。 漁師さんでもボーズが多い日でしたが、なかなか型の良い3.5kgのヨコワを3本。...

黒潮のアングラー「タナカシュンジ物語」その3

3回目の釣行は2011年11月26日、27日。 好天に恵まれました。 今回も大漁で2㎏強の戻りガツオが20本余り他に本ザワラやシイラの60cmぐらいのが無数に釣っておられました。 場所は33度15分と136度45分です。 給油に田辺へ寄港されました。    仕掛けは図Ⅰの「紀州かつお釣達人セット」そのままです。 この時、田中さんからお話がありまして 広島県の福山市から田辺へ往復すると約10万円程費用もかかるし、黒潮のアングラーとして目覚めたのでボートを田辺に置きたいということでした。...

黒潮のアングラー「タナカシュンジ物語」その2

次に田辺に来られたのは2011年の10月8日、9日、10日の連休を利用しての釣行です。 この時は、すでに50Lbのロッドとリールを2セット買っていただいておりましたので、ルアーは8号サイズの白丁貝とカバの歯の2本買っていただきました。 この時期の狙い目としては、大型のシイラやカマスサワラ、バショウカジキ等の大きさがよく似たものが回遊します。 ロッドとリールの仕掛けは8号サイズのルアーとカマスサワラが有りますので、潜行オモリを使ってもらいました。(仕掛け図を参考に) 事前に連絡があり、リサーチしたところ沖の水温は、まだ26℃以上。...
黒潮のアングラー「タナカシュンジ物語」その1

黒潮のアングラー「タナカシュンジ物語」その1

2011年4月の中旬、KOLKおやじに1本の電話が入りました。 電話の相手は、広島県福山市に在住の田中俊治さん。ボートはヤマハのMX40。 用件は「黒潮の魚が釣りたい、瀬戸内海の魚は堪能するほど釣った。」と云うことです。 「黒潮については何も知らない。道具は買うので教えて欲しい。」 非常に素直で、ストレートな話です。 まず、「紀州かつお釣り達人セット」をお買い上げいただきました。 5月のゴールデンウィークに田辺に来るということで、5月2日、3日、4日と田辺港の岸壁に停泊して、船中泊をすることになりました。...