トローリングタックルについて

2011-12-31

トローリングについて

トローリングに於いてのタックルは「より細い糸で、より大きな魚を釣り競う」という観点から1960年にアメリカで制定された国際釣魚規則の中で2,4,6,10,16,20,30,50,80,130の各Lb(ポンド)クラス10のラインクラスに分けられています。例えば50Lbクラスのラインで魚を釣ったとしたら、魚の大きさは別として世界記録に申請した場合、申請書に魚とタックルの写真、使用したラインを15m程サンプルラインとして提出します。審査会ではサンプルラインをラインテスターに掛けてテストします。そしてそのラインは50Lb以内の力で切れなくてはいけません。切れない場合はファウルになり、申請は却下されます。

このようにトローリングのタックルは、ライン強度がすべての基本になります。50Lbならば50Lbラインに応じたロッドの太さ。リールの大きさ、そのラインが1000m巻けるものをWといいます。例えばペン社のリールで50STWといえば、50は、50ポンドライン、Sは2段変速、Tは一体構造、Wはワイドで1000m巻けるということです。

あと大切なのはドラッグ装置です。ドラッグ値とは、ラインがリールから引き出される力の事です。ドラッグ値の設定はそのライン強度の1/4にします。レバードラッグの場合、レバーをストライクポジションにしておいて、その時引き出されるラインの力が50Lbの場合を6.5kg、80Lbの場合9kgということで釣行の前に必ずラインテスター(ばねばかり)で計ります。

そのタックルのライン強度の1/4で魚がいくら引っ張ってもラインに傷でも無い限りは切れっこ無いのです。それを1000mの範囲内でラインが出たり巻いたりするわけです。

50Lbの場合、6.5kgのテンションが魚の口にかかっている訳です。この6.5kgがこちらの武器なのです。魚は何か口に力がかかっているので、必死で逃げようとします。それは私たちが地下鉄の階段を力いっぱい駆け上がるのと同じことです。30分から1時間ぐらいでカジキもバテます。そこをギャクを打って、ランディングをするのです。だから結構安全な釣りです。心が屈強な女性であれば、女性でも大きなカジキが釣り上げることができます。

「老人と海」のサンチャゴ爺さんもリールとロッドがあれば、背中や手のひらにヤケドをせずに鼻歌で、あの大きなカジキが取れたかも・・・。

もちろん、それぞれに細かいテクニックが有りますが、それはまた別の機会に。

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