南紀ビッグファイト「特別賞」に輝いた笹井康雄物語 2

2013-12-10

ヨット<エンタープライズⅧ>でチーム善戦

それでは、今年から乗り込んだヨット<エンタープライズⅧ>、そのチーム「フィッシングエイト」の善戦ぶりはこうだ。

今大会は前日まで、これといったカジキの情報は、全くなかった。ことしは特にヨットでのエントリーとあって、ボートとは違ったいろんな制約事項を、特別に勘案しなければならなかった。

sasaimonogatari002

見ればみるほど、コイツはやっぱり大きい。「我ながらよくやった」と、感慨深げなアングラーの上野康美さん。

まずは釣り場の海域が限られてくる。
またランディングから大会本部のある「すさみ港」まで、検量時間内に帰着せねばならない。そこで、すさみの隣町にある日置川の海溝と、富田海底盆に絞り込んで、この海域でこまめに潮目を探る作戦を練った。

とにかく足が遅いので早めに出航。目的のポイントで07:00のスタートフィッシングに備えた。そろそろ06:30、ルアーの感触を得るために、試みに流してみたところ・・・これが、な、なんと、思いがけず、いきなり「ヒット」!
慌てて、他のタックルを片付ける段取りにミスが出た。あろうことか、スクリューにルアーとラインを巻きつけてしまった。

航行不能か?

・・・と思われたとき、80Lbのタックルが80%以上のラインが出されていた魚の走りが止まった。そのとき井上三津将さん、少しも慌てず、帆を半分揚げて微速前進を掛けつつ、バウスラスターでヨットとラインを直線に保つ。同時に巧みな連携プレーで、アングラーの上野康美さんが対応、1時間30分のファイトで見事にランディングに成功!すさみ港へは余裕の帆走で帰港した。

今回の装備は、ヨット後尾のパルピットにロッドポストを6本装備し、うち2本はかつてカツオ用に使っていたFRPロッドをアウトリガーとして活用。80Lbロッドを4本流せるように工夫した。これすべて笹井オーナーの自作によるものだった。またファイティングチェアは回転可能なデッキチェアの足の部分を用い、ジンバルを付けた。シートは私の工房のボール盤用の円形シートを外して使い、工作は私が手伝った。

このニワカ作りの簡易チェアで、上野さんの1時間30分のファイトは、猛烈な闘いだったはずだ。

あとの道具類はすべて昔から使っているものを積み込んでの参戦だった。

 

bigboat13_9496_1詳しくは

ビッグボートセレクション(Big Boat SELECTION) 2013-2014
第14回南紀ビッグファイトトーナメント “ヨット”でクロカジキ188キロをゲット!

http://www.kazi.co.jp/public/mook/boat/bigboat/bigboat13.html

 

Copyright(c) 2010 KOLK All Rights Reserved.